埼玉新聞

 

サハロフ賞はベネズエラ野党候補 優れた人権擁護活動に欧州議会

  •  支持者に応えるゴンサレス氏(右)とマチャド氏=7月、ベネズエラ・カラカス(ロイター=共同)

     支持者に応えるゴンサレス氏(右)とマチャド氏=7月、ベネズエラ・カラカス(ロイター=共同)

  •  支持者に応えるゴンサレス氏(右)とマチャド氏=7月、ベネズエラ・カラカス(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州議会は24日、優れた人権擁護活動をたたえる今年の「サハロフ賞」を、7月のベネズエラ大統領選の野党候補だったゴンサレス氏と、野党の選挙戦を率いたマチャド元国会議員に授与すると発表した。不正に票が集計されたとの疑惑が指摘される中、公正な選挙の重要性を強調する狙いがある。

 現職マドゥロ大統領が独裁色を強める中で行われた選挙は、政権の影響下にある選挙管理当局が詳細な開票結果を示さないままマドゥロ氏の勝利を発表。野党は独自集計でゴンサレス氏が勝利したと主張し、これを欧米が支持している。

 授賞式はフランスで12月18日に行われる。

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