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【衆院選 終盤情勢】埼玉3区 自民黄川田と立民竹内が競り合う

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 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

埼玉県内各選挙区の候補者はこちら

 ■埼玉3区の立候補者

   馬場浩   67 共 新
 石川隆美  59☆維 新
 竹内千春  56☆立 新
 黄川田仁志 54☆自 前(4)

 自民黄川田と立民竹内が激しく競り合う。

 区割り変更で越谷市と川口市の一部が再編された選挙区。与野党攻防の構図を受け、黄川田と竹内が激しい選挙戦を繰り広げている。新たに組み込まれた川口市北部地域への浸透が勝負の行方を左右しそう。

 黄川田は4期務めた実績を踏まえ支持固めに注力。党幹部も応援に駆け付け「自公連立政権を支えてほしい」と声を張る。政治と金の問題については、党内から政治改革を進めると訴える。

 竹内は自民の裏金問題を追及し、政権批判の受け皿に。立民が強い越谷で支持層を固め、浮動票、女性票の取り込みにも力を入れる。「政治を変えたいという声を受け止めたい」と幅広く呼びかける。

 維新石川は教育無償化など子育て支援に触れ「新しい政治を」、共産馬場は税制改革を重視し「税金の集め方、使い方を変えたい」とそれぞれ訴える。

※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)
 

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