埼玉新聞

 

コロナ死者、年間3万2千人 5類移行後、インフルの15倍

  •  新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

     新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

  •  新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類となった2023年5月~24年4月の1年間で、死者数が計3万2576人に上ったことが24日、厚生労働省の人口動態統計で分かった。季節性インフルエンザの約15倍と格段に多く、大部分を高齢者が占める。政府は重症化リスクの低下を理由に新型コロナの類型を引き下げ、日常生活の制約はほぼなくなったが、今も多くの人が脅威にさらされている。

もっと読む
ツイート シェア シェア