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【衆院選 終盤情勢】埼玉4区 自民穂坂が一歩リード

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 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

埼玉県内各選挙区の候補者はこちら

■埼玉4区の立候補者

 穂坂泰  50☆自 前(2)
 岸田光広 57 国 新
 渡辺泰之 51 維 新
 工藤薫  74 共 新

 自民穂坂がリード。国民岸田と共産工藤が猛追する。

 前職と新人3人の4人が争う選挙区。裏金問題などで逆風の中、穂坂が地元の支持層を固め、先行している。これを岸田と工藤、維新渡辺の新人3人が追いかけている。

 3選を目指す穂坂は地元県議や市議らの支援のほか、医師会など約30団体の推薦を取り付け、支持層を固めた。自転車で遊説する一方、街頭演説では「派閥に属していないため、裏金には関わっておらず、私が自民を変える」と清廉をアピール、自公政権の継続を訴える。

 元尼崎市議の岸田は新住民の多い和光市を中心に駅頭で重ねる街宣活動を展開。労組支援をバックに若者ら無党派層への浸透に懸命だ。団体からの支援を受けない元総務省官僚の渡辺は選挙後半から1日1駅で終日街宣活動する戦術に転換、知名度アップに全力を上げている。

 元新座市議の工藤は賃金アップやジェンダー平等などを掲げ、1日10カ所の街頭演説をこなし、自民の批判票や浮動票の取り込みに躍起だ。

※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

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