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【衆院選 終盤情勢】埼玉15区 自民田中、立民高木が横並び

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 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

埼玉県内各選挙区の候補者はこちら

■埼玉15区の立候補者
 田中良生  60☆自 前(5)
 守谷千津子 73 共 新
 高木錬太郎 52☆立 元(1)
 沢田良   45☆維 前(1)
 河合悠祐  43 諸 新

 自民田中と立民高木が横並び。維新沢田は苦しい。

 公示前に「危機感を感じている」と話した田中は地域の催しへのあいさつや、スポット演説などをこれまで以上に重ねて、さらなる支持固めを図る。19日には党選対委員長の小泉進次郎も応援に駆け付けた。

 激しく追い上げる高木は朝晩の駅頭などボランティアと共に豊富な運動量で返り咲きを目指す。公示前の12日には、元代表の枝野幸男が駆け付けて、かつて秘書だった高木を戸田公園駅前で応援演説した。

 前回比例復活した沢田は各世代にわたる支持で伸び悩み、特に40代以上の浸透が課題。自転車で選挙区を回るなど、企業献金禁止といった主要政策を訴える。

 元さいたま市議の共産守谷は「声を上げれば政治は変わる」と、駅頭や量販店前などで、政治への信頼回復、暮らしを守るなどの政策を訴える。

 元草加市議の諸派河合は、県南部の外国人問題の解決などを訴える。
 
※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

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