埼玉新聞

 

ベーカリーレストラン「ボンドール」、駅前店で「函館スイーツフェア」 函館の会社とも初のWEB商談会で

  • WEB個別商談会に参加するボンドールのスタッフ

 さいたま商工会議所(池田一義会頭)は、函館商工会議所と連携して中小企業の商取引を促進する「WEB個別商談会」を開催した。

 商談会に参加したのは、さいたま市内で洋菓子・パンを販売する「ボンドール」。同社が期間限定で企画する「函館スイーツフェアー」で販売する商品をさいたま・函館商議所を通じて同社が函館地域の事業所を選定。その後、WEBで面談し、商品の特長や取引条件を交渉した。

 同社の増田博会長は「初めてのWEB商談で緊張したがレスポンスが早く、対面での商談と同じようだった。短時間で多くの事業者と商談ができて、実際の商談より便利だった」と振り返った。

 今回の商談で取引が決まったのは「きたぐにの大地プリン」(末廣軒)、「メイドイン北海道『うに仕立』」(北海道製菓)、「はちみつりんご餅」(天狗堂宝船)、「北海道酪農牛乳チーズケーキ」(昭和製菓)など。これらの商品は、JR北浦和駅西口前の同社店舗で14日から21日まで行われる「函館スイーツフェアー」で販売される。

 両商議所の連携事業は、今年で3年目。従来は、さいたま市内の大型店で行われる催事販売に出店する事業者のマッチングを行ってきたが、中小企業同士のマッチングは今回が初めて。さいたま商議所の担当者は「今後もWEBを活用して事業展開し、中小企業の取引の一助になるように努めたい」と話している。

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