マレーシア西部ペラ州で日本人1人が死亡した観光バスの事故を受け、JTBの山北栄二郎社長が25日、東京都内で記者会見した。事故に遭ったのは同社のツアー参加者だと明らかにし「主催会社として心よりおわび申し上げる」と謝罪した。
同社によると参加者は11人で、うち70代の男性1人、女性2人と60代の女性1人が入院した。6人はホテルに滞在しており、負傷者10人は全員会話ができる状態という。ツアーは7日間で、21日に関西空港を出発した。
同社が定めた安全基準を基に、現地のバス会社と契約していたという。安全が確認されるまではマレーシアでの周遊型ツアーを中止する。