【長春共同】日中韓3カ国の協力に関するセミナーが26日、中国吉林省長春市で開かれた。各国政府や産業界、学界、メディアの代表約150人が参加し、安全保障や経済を主要テーマに3カ国が直面する課題や協力の展望を議論した。金杉憲治駐中国大使も出席し「人的交流はいかなる時代でも国と国をつなぐ鍵だ」と3カ国間の交流活性化を呼びかけた。
北朝鮮による核ミサイル開発に対する「深刻な懸念」を表明、問題解決に向けた3カ国の共同対処への期待も示した。中国の孫衛東外務次官は「3カ国が各分野での協力を深め、新たな局面を切り開きたい」と語った。