立憲民主党の重鎮小沢一郎氏は、岩手3区で自民党前職の藤原崇氏との一騎打ちを制することが確実となった。選挙区で初めての敗北を喫した前回衆院選の雪辱を果たす見通し。当選すれば回数は19回となり、全国の立候補者で最多。
自らマイクを握り「なんとしても3度目の政権交代を実現したい。新しい政権の枠組みをつくるために、政治生活の最後の大仕事をしたい」と訴えた。
藤原氏は派閥裏金事件で比例代表との重複立候補が認められず、県選出の参院議員だった広瀬めぐみ氏(自民離党)の秘書給与詐取事件を受けて党県連会長辞任に追い込まれるなど、逆風をまともに受けた。