公示前1議席の参政党は、比例代表で3議席を確保した。神谷宗幣代表は「少数政党としては快挙だ」と東京都内で記者団に話した。参政は、公選法などが定める政党要件「国会議員5人」を満たすため、4人当選を目標に掲げていた。国会議員は参院議員の神谷氏のみだった。
神谷氏は「選挙戦当初は有権者の反応が良くなかったが、後半は支持を広げられた」と振り返った。さらなる党勢拡大に向けて、来年夏の参院選にも積極的に候補を擁立すると強調した。
インターネット番組では「比較的若い層や、自民党に幻滅した保守層から支持をいただけたのではないか」と分析した。