埼玉新聞

 

「改憲勢力」3分の2に届かず 慎重派の協力不可欠に

  •  夕暮れに浮かび上がる国会議事堂

     夕暮れに浮かび上がる国会議事堂

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 27日投開票の衆院選で、自民党を含む憲法改正に前向きな「改憲勢力」の議席数は、国会発議に必要な定数の3分の2(310)に届かず、維持できなかった。石破茂首相(自民総裁)は在任中の発議を目標に据えるものの、議論の前進には立憲民主党など慎重派への配慮が一層欠かせなくなる。もともと各党の優先項目には隔たりがあり、意見集約は見通せない。

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