【北京共同】北朝鮮国防省の報道官は韓国から無人機が飛来し「領空侵犯」したとする問題を巡り、今月回収した無人機のデータを分析したところ、韓国軍が「挑発行為の主体」だとの最終調査結果を発表した。朝鮮中央通信が28日、報じた。昨年6月から今月8日まで計238回分の飛行履歴や飛行計画を確認。このうち北朝鮮に飛来した今月8日分を除き韓国内での飛行記録だったという。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は28日、韓国軍が「領空侵犯」の問題に取り合おうとしないことを踏まえ、仮にソウルに無人機が飛来したとしても北朝鮮側は飛ばした事実を認めないとの談話を発表した。