埼玉新聞

 

全国梨選手権で久喜・大沢農園の「彩玉」が最高金賞 埼玉オリジナル品種が全国ナンバーワン

  • 全国梨選手権の受賞者らが大野元裕知事(中央)を表敬訪問した=県庁

    全国梨選手権の受賞者らが大野元裕知事(中央)を表敬訪問した=県庁

  • 大沢一樹さんが育てた彩玉は最高金賞を受賞した(県提供)

    大沢一樹さんが育てた彩玉は最高金賞を受賞した(県提供)

  • 全国梨選手権の受賞者らが大野元裕知事(中央)を表敬訪問した=県庁
  • 大沢一樹さんが育てた彩玉は最高金賞を受賞した(県提供)

 全国梨選手権(主催・日本野菜ソムリエ協会)の県受賞者が、大野元裕知事を訪問し、結果を報告した。

 9月11日に開催された同選手権では、梨の大沢農園=久喜市=が出品した県オリジナル品種の「彩玉」が、昨年の県産「豊水」に続き最高金賞を受賞し、全国ナンバーワンの栄冠を手に入れた。

 そのほか、県産の彩玉や豊水などが、金・銀賞などを受賞。入賞以上の16品のうち、7品が県産梨という快挙を成し遂げた。

 彩玉について、出席した生産農家からは「糖度が高く、食感との相性がいい。最近は彩玉目当てに来るお客さまもいる」との声も挙がった。

 県は今後、梨の生産額の増加を目標に、洋菓子への活用など、多様な形で県産梨の普及拡大に努める。

 知事は「本当においしい梨で、どこで出しても自慢できる。魅力ある商品なので、県でもさまざまな形で支援していく」と述べた。

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