賃上げ、初の月平均1万円超え 3年連続上昇、最低賃金アップで
2024/10/28/14:08
厚生労働省が28日発表した2024年の賃金引き上げ実態調査によると、1人当たりの基本給など月額所定内賃金の全産業平均引き上げ額は、前年より2524円高い1万1961円だった。比較可能な1999年以降、初めて1万円を超えた。増加率は4・1%。金額、率ともに3年連続で前年を上回り、いずれも過去最高。春闘での賃上げや、最低賃金の引き上げが影響したとみられる。