完全犯罪か、抗議の自死か 妻殺害で起訴の男、30日に判決
2024/10/28/15:58
毒劇物法で劇物に指定されているメタノールを妻に飲ませ殺害したとして、殺人罪に問われた製薬大手「第一三共」元社員吉田佳右被告(42)の判決が30日、東京地裁で言い渡される。検察側は痕跡を残さない「完全犯罪」を企てたとする一方、弁護側は、妻が不仲だった夫に殺人の疑いが向くよう服毒した「抗議の自死」だったとして無罪を訴えている。