トヨタ自動車とNTTが、車の自動運転向けのソフトウエア分野で協業することが28日、分かった。人工知能(AI)技術を使って事故を減らすシステムを開発する。研究開発には数千億円規模を投じ、2028年をめどに実用化する。
走行中のデータからAIが事故の可能性を予測し、車両を自動で制御することを目指す。開発したシステムは外部の自動車メーカーにも提供する計画だ。近く発表する。
システムは大量のデータを処理するため、NTTが研究を進める光技術を使った次世代通信規格「IOWN(アイオン)」を活用し、性能を高める。