衆院選埼玉16選挙区 立民は倍増の6議席 自民は8議席に減少 国民が新たに2議席 投票率は51・14%
2024/10/29/08:47
第50回衆院選は27日、投開票が行われた。県内16小選挙区は与野党で8議席ずつを分け合い、前回2021年の3議席の立憲民主党が6議席と倍増、国民民主党が新たに2議席を獲得。自民党は前回の12議席から8議席に減少した。
国民は14区の鈴木義弘氏が公明党の石井啓一代表を破って4選。13区は新人の橋本幹彦氏が初当選した。立民は5区の枝野幸男氏、6区の大島敦氏、7区の小宮山泰子氏、9区の杉村慎治氏、10区の坂本祐之輔氏、12区の森田俊和氏がそれぞれ勝利した。
自民は1区の村井英樹氏、2区の新藤義孝氏、3区の黄川田仁志氏、4区の穂坂泰氏、8区の柴山昌彦氏、11区の小泉龍司氏、15区の田中良生氏、16区の土屋品子氏が勝利。無所属で出馬した三ツ林裕巳氏、中根一幸氏ら前職6人が議席を失った。
比例復活では自民の7区中野英幸氏、12区野中厚氏、立民の1区武正公一氏、3区竹内千春氏、8区市来伴子氏、16区三角創太氏、国民の4区岸田光弘氏、維新の2区高橋英明氏、れいわの13区高井崇志氏が議席を獲得した。
県選管によると、県内小選挙区の投票率は51・14%で、前回を2・83ポイント下回った。14年の51・97%にも届かず、小選挙区比例代表並立制が導入された96年以降で過去最低を記録した。