埼玉新聞

 

公園内にスタバ 行田市と協定締結、来年12月までにオープン 水城公園南側駐車場に建設

  • 水城公園内に整備される店の完成予想図(イメージのため、変更される可能性あり。スターバックスコーヒージャパン提供)

    水城公園内に整備される店の完成予想図(イメージのため、変更される可能性あり。スターバックスコーヒージャパン提供)

  • 協定を締結した行田邦子市長(右)とスターバックスコーヒージャパンの林志乃子部長代理=行田市本丸の同市役所

    協定を締結した行田邦子市長(右)とスターバックスコーヒージャパンの林志乃子部長代理=行田市本丸の同市役所

  • 水城公園内に整備される店の完成予想図(イメージのため、変更される可能性あり。スターバックスコーヒージャパン提供)
  • 協定を締結した行田邦子市長(右)とスターバックスコーヒージャパンの林志乃子部長代理=行田市本丸の同市役所

 行田市は、スターバックスコーヒージャパン(本社・東京都)と飲食施設出店の基本協定を締結した。2025年12月までに、同市水城公園の水城公園内にカフェ店舗をオープンする。同社が同市に進出するのは初めて。

 忍城跡の外沼を利用して造られた水城公園の利便性向上や中心市街地の活性化を図るため、行田市は9月に飲食施設の出店者を募集。10月1日に行われたプレゼンテーションなどの審査を経て、事業者を決定した。

 同市本丸の市役所で開かれた締結式で、行田邦子市長は「つなぐカフェをコンセプトに、素晴らしい提案をしていただいた」とあいさつ。同社東・中日本店舗開発部の林志乃子部長代理は、「待望の行田初出店が水城公園に実現してうれしい。地域のオアシスとなる場所を提供できれば」と話した。

 同社の公園内型店舗は、県内で2カ所目。新たな店は、水城公園南側駐車場に建設される。800平方メートルの土地が同社に10年間貸し出され、工事は25年2月に開始。面積約165平方メートルの建物や、ドライブスルーなどが整備される。座席数は屋内が約45、テラスが10程度になる予定。公園は市内の主要な観光スポットになっており、店は市民と来訪客らの交流拠点としての役割も期待されている。

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