【台北共同】台湾財政部(財政省)は大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した際の本塁打ボールを台湾に持ち込む際には関税はかからないと明らかにした。中央通信社が29日伝えた。ボールは台湾企業が439万2千ドル(約6億7千万円)で落札している。
財政部によると、野球ボールの関税は通常3・3~10%だが、落札されたボールはスポーツ史に刻まれる記念のコレクションと認定され、非関税になる。ただ営業税(5%)については免税の適用範囲が救援物資などに限られるため、免税になるかどうかは今後判断する見通しという。