無罪の元社長「また冤罪起こる」 大阪地検特捜の国賠訴訟で陳述
2024/10/29/17:06
大阪地検特捜部が捜査した業務上横領事件で違法な取り調べがあったとして、無罪が確定した不動産会社プレサンスコーポレーション(大阪市)の山岸忍元社長(61)が国に7億7千万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が29日、大阪地裁で開かれた。元社長は「検察庁に自浄作用がなければ、また同じような冤罪が起こってしまう。公平で厳正な判断をお願いしたい」と意見陳述した。