埼玉新聞

 

【衆院選埼玉13区】落選の三ツ林氏「裏金議員のレッテル貼られ、打ち消せなかった」 党支部への2千万円支給報道「最も影響があった」

  • 支持者らに「議員ではなくてもやれることはしっかりとやって地元に貢献したい」と語る三ツ林裕巳氏=28日午前0時17分ごろ、幸手市

    支持者らに「議員ではなくてもやれることはしっかりとやって地元に貢献したい」と語る三ツ林裕巳氏=28日午前0時17分ごろ、幸手市

  • 初当選を果たして喜ぶ橋本幹彦氏(中央)=28日午前0時10分ごろ、久喜市久喜中央

    初当選を果たして喜ぶ橋本幹彦氏(中央)=28日午前0時10分ごろ、久喜市久喜中央

  • 県内16選挙区の当選者の政党一覧

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 埼玉13区は、国民新人の橋本幹彦氏が、自民非公認で無所属前職の三ツ林裕巳氏ら6人が乱立した混戦を制し、国政初挑戦で初当選を果たした。

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 自民党派閥の裏金問題で無所属となった前職の三ツ林裕巳氏は比例復活がなく、小選挙区で敗れ落選した。28日午前0時17分ごろ、幸手市の選挙事務所で集まった支援者に「皆さまの期待の声に対し、答えを出すことができず本当に申し訳ない」と頭を下げた。

 5期目を目指した今回は選挙区内のほぼ全域に後援会を広げ、公明の推薦も得たものの、「政治とカネ」の問題を巡る逆風はさらに勢いを増した。中でも党支部への2千万円支給報道は「最も影響があった」として敗因に挙げた。

 選挙戦で裏金問題の説明と謝罪を繰り返していた三ツ林氏だったが、有権者が下した審判は厳しい結果に。「裏金議員というレッテルを貼られ、打ち消すことができなかった。私自身の説明不足で不徳の致すところ」と述べた。

 国民新人の橋本幹彦氏が、自民非公認で無所属前職の三ツ林裕巳氏ら6人が乱立した混戦を制し、国政初挑戦で初当選を果たした。

 

 

 

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