埼玉新聞

 

佳子さま、被災した漆芸家と懇談 金沢訪問「心配していました」

  •  日本工芸会の関係者と懇談される秋篠宮家の次女佳子さま=29日午後、金沢市(代表撮影)

     日本工芸会の関係者と懇談される秋篠宮家の次女佳子さま=29日午後、金沢市(代表撮影)

  •  日本工芸会の関係者と懇談される秋篠宮家の次女佳子さま=29日午後、金沢市(代表撮影)

 秋篠宮家の次女佳子さまは29日、金沢市の石川県立美術館を訪れ、人間国宝の前史雄さんら、第71回日本伝統工芸展金沢展に参加する漆芸家と懇談された。前さんは輪島市の自宅と仕事場が能登半島地震に伴う火災で全焼し、金沢市に移った。佳子さまは「どのように過ごされているか心配していました」と声をかけ、被災後の状況の説明を親身に聞いていた。

 今も輪島市で暮らす人間国宝の小森邦衛さんによると、被災した県立輪島漆芸技術研修所の所長として授業再開に向け奔走したことを伝えると、佳子さまは「若い人を育てるのはご苦労があると思うけれど頑張ってください」と話したという

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