埼玉新聞

 

J1浦和、天皇杯V 大分に2-1、3大会ぶり8度目 後半ロスタイム、槙野が惜別の決勝弾

  • 浦和―大分 決勝ゴールを決めた槙野が優勝を喜ぶ=19日、国立競技場

 サッカーの第101回天皇杯全日本選手権は19日、国立競技場で決勝が行われ、浦和が大分を2―1で下して3大会ぶり8度目(前身の三菱重工時代を含む)の栄冠を獲得。優勝回数は慶応BRBに並んで最多タイとなり、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を決めた。

 浦和は前半6分、ペナルティーエリア右をドリブル突破した関根が相手を引きつけ、マイナス方向へのパスに走り込んだ江坂の右足シュートが決まって先制。1―0で前半を折り返した。後半45分にペレイラのゴールで追い付かれたが、同ロスタイムに右CKの流れから柴戸が左足ボレー。槙野が頭に当ててコースを変え、勝ち越しのゴールをもぎ取った。

 今季はリカルド・ロドリゲス氏を新指揮官に招き、「3年計画」で掲げた構想に沿った強化を加速させた。リーグは昨季の10位から順位を上げ、18勝9分け11敗の6位で終えていた。

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