埼玉新聞

 

顔の皮膚に振動、メンタルケア 名古屋大が11月から臨床研究

  •  振動装置の装着イメージ(鈴木泰博准教授提供)

     振動装置の装着イメージ(鈴木泰博准教授提供)

  •  振動装置の装着イメージ(鈴木泰博准教授提供)

 名古屋大などは、うつ病やPTSDに悩む人に、皮膚に振動を与えるマスク型装置を顔に着けてもらい、症状が改善するかどうか確認する臨床研究を11月中旬に始める。過去の研究で、微細な振動を伴う低周波音によって軽度認知障害(MCI)の人の記憶力や注意力の改善を確認。今回の臨床研究では自然由来の低周波音などを振動に変えて利用し、薬物に頼らないメンタルヘルスケア方法の確立を目指す。

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