近畿2府4県で造られた清酒の出来栄えを審査する「清酒鑑評会」で53点が優秀賞に選ばれ、蔵元関係者の表彰式が31日、大阪国税局(大阪市中央区)で開かれた。
72業者から「吟醸酒」と「かん酒用清酒」の2部門に計145点が出品され、国税局の品質評価員らが3日かけ、味わいや香りを審査した。
受賞者代表の宝酒造白壁蔵(神戸市東灘区)の山内正宗工場長は取材に「今年の酒は、甘さと米のうまさと香りを若干強めにした。日本酒はさまざまな味が楽しめるのでぜひ手に取ってほしい」と喜びを語った。
国税局は酒税の課税関連業務だけでなく、酒類業界発展のためさまざまな取り組みを行っている。