埼玉新聞

 

【衆院選埼玉】自民支持層からも批判票 野党「敵失」で勝利も 「受け皿」明暗分かれる 立民、国民、れいわ議席増 維新と共産は1議席にとどまる <民意の先に・下>

  • 初当選を果たし万歳する杉村慎治氏(中央)=28日午前1時ごろ、狭山市内

    初当選を果たし万歳する杉村慎治氏(中央)=28日午前1時ごろ、狭山市内

  • 県内16選挙区の当選者の政党一覧

    県内16選挙区の当選者の政党一覧

  • 初当選を果たし万歳する杉村慎治氏(中央)=28日午前1時ごろ、狭山市内
  • 県内16選挙区の当選者の政党一覧

 自民に逆風が吹きすさぶ中で行われた今回の衆院選。対する野党は共闘から競合にかじを切りながらも、「裏金問題」を突破口に批判票を取り込み、与党を過半数割れに追い込んだ。埼玉県内16小選挙区では野党が8勝で自民と拮抗(きっこう)し、比例復活を含めると15議席獲得と躍進。ただ、立民や国民、れいわが議席を増やした一方、維新は比例復活の1議席、共産は比例北関東ブロック全体で1議席にとどまり、「受け皿」となった野党内でも明暗が分かれる形となった。

もっと読む
ツイート シェア シェア