公明党の石井啓一代表(66)は31日の中央幹事会で、自身の衆院選落選を受け辞任を表明した。「衆院選は非常に厳しい結果となった。これは全て代表である私の責任だ。代表の職を辞することを決めた」と述べた。後任は斉藤鉄夫国土交通相(72)らを軸に検討を進める。岡本三成政調会長(59)の起用も取り沙汰される。2人は衆院選小選挙区で当選した。11月7日の中央幹事会で後任の推薦を決め、同9日に臨時党大会を開いて正式に選出する。
公明は衆院選で議席を公示前の32から24に減らした。比例代表の得票数も前回より100万票以上減らし596万票にとどまった。