埼玉新聞

 

将棋の王将戦第5局は埼玉・深谷で 来年3月 深谷市出身の実業家渋沢栄一の生地である旧渋沢邸「中の家(なかんち)」に決定 藤井聡太七冠が王将のタイトル保持

  • 「中の家」=2023年8月、深谷市血洗島

    「中の家」=2023年8月、深谷市血洗島

  • 「中の家」=2023年8月、深谷市血洗島

 深谷市は10月31日、来年3月8、9日に行われる将棋の「ALSOK杯第74期王将戦」7番勝負第5局の開催地について、同市出身の実業家渋沢栄一の生地である旧渋沢邸「中の家(なかんち)」(同市血洗島)に決定したと発表した。藤井聡太七冠が王将のタイトルを保持している。

 中の家は昨年8月10日にリニューアルオープン。今年7月3日に発行が開始された新1万円札の肖像に栄一が採用されたこともあり、県内外から多くの来館者が訪れており、10月12日には来館者が10万人に到達した。同20日には諏訪神社の秋季例大祭に合わせて、栄一が生涯愛した郷土芸能「血洗島獅子舞」も披露された。

ツイート シェア シェア