埼玉新聞

 

3月オープン予定! 埼玉・横瀬の特産品開発施設、新商品「くるむー焼き」「焼きおにぎり」を披露へ

  • 新商品を試食する、富田能成横瀬町長=21日午前、横瀬町横瀬のチャレンジキッチンENgaWA

 横瀬町横瀬に9月に開設した、特産品の開発施設「チャレンジキッチンENgaWA(えんがわ)」で、地域の農産物を使用した新商品「くるむー焼き」と「焼きおにぎり」が完成した。25日に同施設で行われるクリスマス茶会で披露される。

 同施設は、旧学校給食調理場を解体して建てた、約68平方メートルのキッチンスペース。今後、「農」と「食」をテーマに、特産品の開発や、人々の交流の場として利用される。正式オープンは、特別イベントを経て、来年3月を予定。

 25日に開催されるクリスマス茶会では、町の地域おこし協力隊員ら3人が考案した新商品を販売。「くるむー焼き」(一個250円)は、町産の小麦や里芋の生地で、小豆やさつまいも、フルーツを包んだ、もっちり食感のお菓子。「焼きおにぎり」(一個200円)は、町産のゆずみそと、ねぎしょうゆの香ばしい2種が味わえる。

 同隊の福田春加さん(28)は「横瀬のおいしい食材を町外の人たちにも知ってもらいたい。クリスマスイベントでは、わくわくする空間を提供していく」と話した。

 クリスマス茶会は25日午前10時~午後2時。任意で300円程度のプレゼント交換が行われる。

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