飲酒運転で歩行者をはねたとして、春日部署は2日、自動車運転処罰法違反（危険運転致傷）の疑いで、春日部市備後西、自称配送業の男（27）を現行犯逮捕した。逮捕容疑は2日午前2時5分ごろ、春日部市大場の市道で、飲酒の影響により運転操作が困難な状態で乗用車を運転し、歩行者の女性（49）をはねてけがを負わせた疑い。容疑を認めているという。

　同署によると、現場は片側1車線の直線道路。男は南から北へ進行中、道路の右側を同方向へ歩いていた女性をはねた。容疑者の呼気から1リットル当たり0・6ミリグラムのアルコールが検出された。女性の知人女性が「車と歩行者の交通事故がありました」と110番した。女性は腰を負傷し救急搬送されたが、命に別条はないという。