埼玉新聞

 

米韓声明から「非核化」消える 北朝鮮の核容認と波紋

  •  米ワシントンの朝鮮戦争参戦記念碑を訪れた米国のオースティン国防長官(右)と韓国の金龍顕国防相=10月30日(韓国国防省提供・共同)

     米ワシントンの朝鮮戦争参戦記念碑を訪れた米国のオースティン国防長官(右)と韓国の金龍顕国防相=10月30日(韓国国防省提供・共同)

  •  米ワシントンの朝鮮戦争参戦記念碑を訪れた米国のオースティン国防長官(右)と韓国の金龍顕国防相=10月30日(韓国国防省提供・共同)

 【ソウル共同】米韓が10月30日に開いた両国防相による定例安保協議(SCM)後の共同声明で、北朝鮮の「非核化」という文言が消え、韓国で波紋が広がっている。米国が北朝鮮の核保有を認めた上で、核軍縮を重視する方針に転換するのではないかと疑われているためだ。「非核化」は2016年の声明から使われてきた。文言のない声明を受け入れた韓国政府への批判も出ている。

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