埼玉新聞

 

中学生ボウリング日本一 中学3年生五月女さんが川口市長表敬 7月に行われた全日本中学選手権で2位に79点差つける大会新の2811点記録し栄冠 将来の夢は「プロボウラー」

  • 優勝杯を前に、文科大臣からの日本一の賞状を示す五月女瑛太さん(右)と奥ノ木信夫川口市長=川口市役所

    優勝杯を前に、文科大臣からの日本一の賞状を示す五月女瑛太さん(右)と奥ノ木信夫川口市長=川口市役所

  • 優勝杯を前に、文科大臣からの日本一の賞状を示す五月女瑛太さん(右)と奥ノ木信夫川口市長=川口市役所

 中学生のボウリング日本一を決める「文部科学大臣杯第48回全日本中学ボウリング選手権大会」で優勝した、川口市立上青木中学校3年の五月女瑛太さん(15)が10月29日、川口市役所を訪れ、奥ノ木信夫市長に日本一を報告した。

 五月女さんは7月23日から25日まで、愛知県稲沢市で行われた同大会に出場。12ゲームを投げ、2位に79点差をつける、2811点の大会新記録で日本一の栄冠に輝いた。

 小学3年時に家族で行ったことをきっかけに競技の道を志したという五月女さん。現在はほぼ毎日、同市のボウリング場「川口スプリングレーンズ」などで練習を重ねている。昨年の同大会では準優勝。今回の優勝については「全国大会のタイトルがずっと夢だった」と話す。投球は両手投げ。競技で大切なことは「毎回、同じ投球ができるかどうか、安定性が大事」という。

 報告を受けた奥ノ木市長は「努力の成果が出たのでは。すごいとしか言いようがない。今後の大活躍を期待している」と称賛した。

 五月女さんは「大会の映像を見て、少しずつ日本一の実感が湧いている」と話し、将来の夢は「プロボウラー」と宣言。今後の目標について「来年の国民スポーツ大会で優勝を目指す」と話した。

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