27日午前10時50分ごろ、朝霞市上内間木、土木会社「江川興業」敷地内で、土砂の運搬作業をしていた東京都足立区神明2丁目、土木業の男性（48）が横転した油圧ショベルの脇で倒れているのを同社の50代従業員男性が発見し、119番した。男性は胸を強く打っており病院に搬送されたが、死亡が確認された。

　朝霞署によると、男性は同日午前10時40分ごろから、男性従業員2人とともに袋に入った工事現場用の土砂（1袋約数百キロ）を油圧ショベルでトラックに積む作業を行っていた。男性従業員（58）がショベルを操作し、最初の土砂入りの袋1個をトラックに積む際、何らかの原因で横転した。土砂入りの袋の上に油圧ショベルが横転し、同ショベルの約1メートル離れた所に男性が意識のない状態で倒れていた。

　現場の状況から、同署は男性が、横転したショベルか土砂入りの袋に接触したとみて詳しい原因を調べている。