埼玉新聞

 

政府与党103万円の壁見直しへ 経済対策に明記、引き上げ幅焦点

  •  霞が関の官庁街(奥)。手前右は国会議事堂

     霞が関の官庁街(奥)。手前右は国会議事堂

  •  霞が関の官庁街(奥)。手前右は国会議事堂

 政府、与党は、国民民主党の主張を踏まえ、年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」について見直す方向で調整に入った。月内に取りまとめる経済対策に検討方針を明記する。複数の関係者が6日、明らかにした。国民は非課税枠を178万円へ引き上げるよう求めているが、政府、与党内には税収減への懸念から慎重論も根強い。8日に始める自民、国民両党の政策協議では、引き上げ幅が焦点となる見通しだ。

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