反響も!正月バージョンの啓発チラシ、浦和東署員がポスト投函 作成した女性相談員「一つでも被害減って」
2021/12/31/00:00
見せる、知らせる活動の一環として浦和東署は、パトロールカード配布時にお正月バージョンの啓発チラシを添付し、身の回りの犯罪を啓発する活動を実施している。チラシは、主に深夜時間帯に防犯パトロールをした地域で住宅などのポストに投函(とうかん)する。
啓発チラシは、三室交番相談員の深尾さく江さん(61)がアイデアから作成までを担当。「コロナで制約のある生活でも犯罪に遭う人は多い。一つでも被害が減ってほしい」と話す。深江さんはクリスマスバージョンも作成しており、その際の反響もあったという。「目に留まっていると思うとうれしい。犯罪抑止の一つを担えて良かった」と笑顔を見せる。
チラシには、身の回りで起こりやすい犯罪や事故に対する注意喚起、浦和東署吉野保浩署長からの「本年も安全で安心してくらせる街づくりのため、署員一丸となって努めて参ります」などと書かれた年頭のあいさつなどが掲載されている。
同署によると、11月末時点での交通事故件数は、死亡事故が1件(前年比+1件)、人身事故が265件(前年比―39件)。また全刑法犯件数は同月末時点で532件(前年比―134件)となっている。