8日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。上げ幅は一時400円を超えた。前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れが波及し、半導体関連株が値を上げた。
午前終値は前日終値比133円95銭高の3万9515円36銭。東証株価指数(TOPIX)は2・96ポイント高の2746・04。
前日に好決算を発表した企業に買い注文が入り、相場を下支えした。FRBが市場の予想通りに0・25%の追加利下げを決めたことも、投資家に安心感を与えた。
ただ、外国為替市場で円相場が円高ドル安に振れたことから、収益に悪影響が出るとみられた自動車などの輸出企業の一角は値下がりした。