埼玉新聞

 

尾根から30メートル転落か、崖の中腹に男性遺体 冬季閉鎖中に車…観光釣場から通報、山岳救助隊員が発見

  • 山林斜面に男性の遺体=秩父市

 2日午前11時ごろ、秩父市大滝の酉谷山(標高1718メートル)の山頂から北西に約1・5キロの山林内で、秩父署山岳救助隊員が斜面に倒れている男性の遺体を発見した。

 同署によると、1日午後1時ごろ、同市の大血川渓流観光釣場の男性(64)が「冬季閉鎖中だが、見知らぬ車が止まっている」と通報。防犯カメラには昨年12月30日の午前中に男性が山登りに入った様子が撮影されており、1日の午前中には帰宅しなかった男性の家族から届け出もあった。標高940メートル地点の崖の中腹で発見され、尾根から約30メートル転落したとみられる。

 遺体は年齢60~80代、身長は約170センチ。同署で身元を確認している。

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