新年に合わせ春の訪れを告げるロウバイ約30本が本庄市児玉町小平の観光農業センター東側で見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませている。風向きによっては同センター前の駐車場まで甘い香りが漂ってくる。

　四季折々の花観賞を提供している地元のボランティア団体「ネットワークひがしこだいら」が約25年前、背丈1メートルほどの苗木を植えたのが始まり。今では背丈が高いものでは5メートルほど、枝幅も4～5メートルと成長し、見応え十分だ。

　今季は例年より咲き始めが2週間ほど早く昨年12月中旬から開花。花数も多い。カメラのレンズを通してろう細工のような黄色い花を観賞していた女性は「花が少ない時期に黄色くかわいい花を見て心が癒やされてます」と話していた。

　同センターは木曜日が休みだが、花観賞は可。3日から通常営業する。

　問い合わせは、同センター（電話0495・72・6742）へ。