県は昨年12月1日現在の推計人口を発表した。総数は733万9417人（男364万5040人、女369万4377人）で、前月と比べ774人（0・01％）減となり、7カ月連続で減少した。

　人口増減の内訳は自然増減が2400人（出生4203人、死亡6603人）の減少、社会増減が1626人（転入1万4120人、転出1万2494人）の増加だった。

　11月中に人口が増加した上位の自治体は（1）さいたま市429人（2）三郷市130人（3）上尾市108人。人口が減少した上位の自治体は（1）川口市379人（2）熊谷市135人（3）春日部市118人。減少率が最も高かったのは横瀬町で0・33％だった。

　11月中の県内市町村間移動人数は1万121人。川口市からさいたま市への移動（354人）が最も多かった。

　2020年12月から1年間の人口増減は、自然増減が2万8293人減少、社会増減が2万3716人増加し、4577人（0・06％）減少した。