埼玉新聞

 

国道17号からJR深谷駅へ、アクセスが便利に 埼玉・深谷市が整備、シンボル道路「市役所通り」開通

  • 渡り初めをする深谷市郷土の偉人、渋沢栄一そっくりさんの3人=深谷市「市役所通り」

 深谷市がJR深谷駅北口から同市役所までに整備していた「市役所通り」(335・09メートル)が昨年末、開通した。両側の歩道6メートルずつを含めた幅員は22メートルで、市道で一番広い道幅になる。

 1998年度に着手した中心市街地にふさわしい街づくりを目指す中央土地区画整理事業で新たな道を整備した。国道17号から同駅までのアクセスが便利になり、特に利根川の北側、豊里と八基地区からは道1本で行き来ができる。

 現在、歩道の一部がレンガ調の色になっているが、来年度以降、レンガ調にしていく。

 「市役所通り」内特設会場で開通式が行われ、小島進市長が「皆さんのおかげで道路ができた。シンボルの道路となって深谷が大きく変わっていく」とあいさつした。

 テープカット後、信号機が点灯。郷土の偉人渋沢栄一のそっくりさん3人が渡り初めをして、式を盛り上げた。

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