埼玉、群馬に勝利 熊谷で埼玉と群馬の小中生が囲碁交流戦 全国的にも珍しい隣県同士での大規模大会
2019/01/08/00:00
囲碁を打つ埼玉県と群馬県の小中学生95人(埼玉47人、群馬48人)が一堂に会した「第2回埼玉・群馬少年少女囲碁交流対抗戦」が6日、熊谷市中央公民館で行われ、埼玉が勝利した。
この催しは、囲碁を通じて両県の小中学生の交流を目指し、埼玉県少年少女囲碁協会(石津賢治会長)と群馬少年少女囲碁協会(三谷昇代表)が企画して昨年から始められた。隣県同士の子どもたちの大規模な交流戦は全国的にも珍しい。
競技はノーハンデ戦(各12人)とハンデ戦(各35人)に分かれて行われた。前者は両チームが4人ずつ3組に分かれ、後者は棋力順に5人ずつ7組に分かれ、相手を変えて前者は4局、後者は5局打って組ごとに勝敗を決めた。合計10組の勝敗は埼玉の6勝4敗。勝利した組には勝利者賞の軍配せんべいが授与された。
ノーハンデ戦II組で全勝し、その組の優勝に貢献した吉田真喜君(小2、四段)は「3歳から碁を始めた。大会で初めて全勝できて楽しかった」と喜びを語った。