伊奈町観光協会は、町の特産品の巨峰やナシを100％使用したワイン3種類を発売した。

　巨峰ワイン「彩の実」（720ミリリットル、2200円税込み）は伊奈町産の巨峰を皮ごと発酵させることで皮の色や味わいなどの成分が引き出され、芳醇（ほうじゅん）な香りとすっきりした飲み口が特徴。

　「乙女の香り」（同、1520円税込み）は町産ナシ「豊水」の果汁のみを発酵、酸味とほのかな甘さのバランスがナシらしい味わいのワインになっている。

　さらに「乙女の香りスパークリング」（375ミリリットル、1250円と750ミリリットル、1800円いずれも税込み）はシャンパンと同じ製法「壜内（いんない）二次発酵」によって造られた辛口のスパークリングで「豊水」の豊かな風味が味わえる。

　ワインの製造は「イナ」という同じ読みで縁のある長野県伊那市の「伊那ワイン工房」に2017年から依頼している。3種のワインは、ヤマザキショップ内田屋、セブンイレブン伊奈大針店、埼玉屋酒店、町観光協会で販売。

　問い合わせは、町観光協会（電話048・724・1055）へ。