埼玉新聞

 

世界気温上昇幅、1・5度超える 24年1~9月、目標危機に

  •  11日、国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議の会場で記者会見する世界気象機関のサウロ事務局長=アゼルバイジャン・バクー(共同)

     11日、国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議の会場で記者会見する世界気象機関のサウロ事務局長=アゼルバイジャン・バクー(共同)

  •  11日、国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議の会場で記者会見する世界気象機関のサウロ事務局長=アゼルバイジャン・バクー(共同)

 【バクー共同】世界気象機関(WMO)は11日、2024年1~9月の世界平均気温を巡り、産業革命前と同程度の1850~1900年の推定平均気温と比べて上昇幅が1・54度を超え、今年の平均気温は観測史上最も高くなる見込みだとの分析を発表した。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が目指す「1・5度」の目標達成が危機的状況にあることが浮き彫りになった。

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