埼玉新聞

 

狙いはご褒美、だんらん用 関西百貨店のお歳暮商戦

  •  阪神百貨店梅田本店のお歳暮売り場=10月、大阪市

     阪神百貨店梅田本店のお歳暮売り場=10月、大阪市

  •  阪神百貨店梅田本店のお歳暮売り場=10月、大阪市

 関西の百貨店各社が、お歳暮商戦で自分や家族用の「ご褒美需要」の取り込みに注力している。今シーズンの年末年始期間は最大で9連休となることから、自宅や帰省先でのだんらん向けに鍋料理も豊富にそろえた。伝統的な贈答向けにとらわれず、広く需要を掘り起こす。

 「食の阪神」を売りにする阪神百貨店は、菓子や酒、海産物と各分野に精通したバイヤーのよりすぐりを「阪神の太鼓判」と銘打ち20種類近く展開。小麦アレルギーの人でも楽しめる米粉の焼き菓子の詰め合わせ(4860円)や、秋田県横手市の酒蔵「大納川」の寒仕込みの日本酒飲み比べセット(6001円)を取りそろえた。

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