埼玉新聞

 

2号機デブリに「核燃料の一部」 原子力規制庁、会合で認識示す

  •  東京電力福島第1原発2号機

     東京電力福島第1原発2号機

  •  爪形器具でつかんだ東京電力福島第1原発2号機の小石状のデブリをアルミ製容器に入れる様子(右)とデブリの拡大写真(左)=6日(同社提供)

     爪形器具でつかんだ東京電力福島第1原発2号機の小石状のデブリをアルミ製容器に入れる様子(右)とデブリの拡大写真(左)=6日(同社提供)

  •  東京電力福島第1原発2号機
  •  爪形器具でつかんだ東京電力福島第1原発2号機の小石状のデブリをアルミ製容器に入れる様子(右)とデブリの拡大写真(左)=6日(同社提供)

 原子力規制庁は14日、東京電力福島第1原発に関する会合で、2号機で回収した微量の溶融核燃料(デブリ)について、核分裂反応に伴う物質が検出されており「核燃料の一部」との認識を示した。原子炉内では溶けた燃料と金属などの構造物が不均一に混ざり固まっている。今回採取した分は放射線量が低く、燃料がほとんど含まれていない可能性があった。

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