京都府宇治市の世界遺産・平等院で14日、夜間特別拝観を前に鳳凰堂と紅葉のライトアップが報道関係者に公開された。柔らかな光に照らされ、色づき始めたモミジに囲まれた鳳凰堂が秋の夜空の下で輝いた。
期間中も風情を変えていく境内のモミジは約200本。担当者は取材に「鳳凰堂は、月明かりのような落ち着いた光で照らしている。モミジの変化と一緒に楽しんでほしい」と話した。
夜間特別拝観は今月16日から12月1日の土日に開催。午後6時から8時半で、受け付けは午後8時まで。拝観料は大人1500円、小中高生千円。平等院公式サイトの案内に従い事前決済が必要。