埼玉新聞

 

あしがくぼの氷柱オープン 埼玉・横瀬の氷のカーテン、今年は例年以上の出来に 土日などにライトアップも

  • 幻想的な空間を演出する、あしがくぼの氷柱=横瀬町芦ケ久保

 横瀬町芦ケ久保の「あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)」がオープンした。自然の寒さで生み出す高さ約30メートル、幅約200メートルの「氷のカーテン」が、観光客らを迎え入れている。

 土日や祝日に行われるライトアップでは、光の3原色の発光ダイオード(LED)が時間ごとに変化し、幻想的な空間を演出する。

 町観光協会氷柱部会が地域活性化を目的に事業を始め、今年で9年目。延べ約160人のボランティアらが、上流の沢から取水し、スプリンクラーやホースの穴から散水して氷柱をつくっている。同会によると、今年は寒さの影響で例年以上に氷柱の出来が良く、広範囲に景色を楽しめる。1月中旬になると、氷が一層厚くなり、迫力が増す。

 感染防止対策で1時間ごとの入場者を500人程度とし、混雑が予想される土日祝日の午後5時~同7時は事前予約制とした。2月23日まで。

 問い合わせは、町ブコーさん観光案内所(電話0494・25・0450)へ。

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