埼玉新聞

 

J1浦和が初練習 昨季は天皇杯Vもリーグ戦6位…ロドリゲス監督、目標は「リーグ優勝に尽きる」

  • 今年初の全体練習で笑顔を見せる西川(中央)ら浦和の選手たち=15日午前、大原サッカー場

  • 選手に指示を出す浦和のロドリゲス監督。左は新加入の岩尾

 J1浦和は15日、埼玉県さいたま市浦和区の大原サッカー場で今季の初練習を実施した。昨季は天皇杯を3年ぶりに獲得したが、リーグ戦は6位に終わった。ロドリゲス監督は「(目標は)リーグ優勝に尽きる。われわれの持っているものを発展させていきたい」と、王者奪還を掲げた。

 チームは17日から沖縄で合宿し、2月12日の富士フイルム・スーパーカップの川崎戦に備える。

 練習後、オンライン会見を行ったロドリゲス監督が報道陣の質問に答えた。

 ―チームの雰囲気は。

 「感触は良かった。動きの強度も高かった。若い選手、新加入の選手が多い中で姿勢も良かった」

 ―新シーズンが始まる。

 「今年は去年からの継続が大事。シーズンが始まる時は全員が希望を抱きながらチャレンジしたい気持ちで挑む」

 ―チーム編成について。

 「クラブの選手獲得に関しては満足している。サッカーのスタイルに合う特長を伝え、そのような選手を取ってきてくれた」

 ―補強について。

 「まだ終わっていない。前線の選手で、可能であればポリバレントな複数のポジションができる選手を求めている」

 ―就任2年目で大事なこと。

 「毎シーズン、ゼロからスタートするのが重要。分かっているはずだという前提で始めるとうまくいかないことがある」

 ―目標は。

 「リーグ優勝に尽きる。四つの大会に参加し、どの試合でも勝利が要求されているので実行したいが、リーグの優先順位が高い」

 ―ファン・サポーターへメッセージ。

 「昨年は浦和の偉大さを感じることができた。応援のおかげで勝ち点を取れるチーム。サポーターはチームの一員だと思っている」。

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