学校史上初!東日本で金賞 伊奈の伊奈中学校、吹奏楽大会で受賞 練習は平日2時間、土日3時間 大会では他の中学校と同じ曲に 長い道のり、審査員から求められるもの高く「応えていくの大変だった」
2024/11/18/11:14
伊奈町立伊奈中学校(安藤寛仁校長、生徒数297人)吹奏楽部が、「第24回東日本学校吹奏楽大会」中学生部門で同校史上初の金賞に輝いた。部員27人が町役場を訪れ、大島清町長に結果を報告した。
同大会は10月12日に水戸市で開催された。東日本から30校が参加し、伊奈中を含めた10校が金賞を受賞。同部は曲目「鳥之石楠船神(とりのいわくすふねのかみ)」を演奏。平日2時間、土日曜日3時間の練習を重ね、個別でも練習して大会に臨んだ。
大会では富山県滑川市立滑川中学校と同じ曲だったっという。報告会に同席した安藤校長は「滑川中学校と同じ曲の演奏でやりにくいと思ったが、ミスが全くなく指揮者と一体感のある曲想を大切にしながら、見るものを感動に誘うような演奏だった」と報告。大島町長もうれしそうに聞いていた。
思い出や感想を聞かれた3年生の前部長、田坂楓さんは「東日本大会までは長い道のりで、上の大会になるほど審査員から求められるものが高く、それに応えていくのが大変だった」と振り返った。部長の2年生山下音彩(ねいろ)さんも「先輩たちが築いた金賞という結果を今年から来年、再来年につなげていきたい」と話していた。