浦和署は27日、さいたま市浦和区の60代の女性2人が還付金詐欺に遭い、計約215万円をだまし取られたと発表した。同署によると、9日午前10時20分ごろから数回、無職女性(68)の自宅に区役所職員などを名乗る男から「過去3年分の累積医療費の還付金がある」などと電話があった。信じた女性は同日午後、4回にわたり、区内の商業施設にある現金自動預払機(ATM)コーナーで、指示通りに操作し、指定口座に約213万円を振り込んだ。
10日にも、無職女性(65)の自宅に午前11時ごろから数回、「医療費の還付金がある」などと電話があり、信じた女性は約2万6千円を振り込んだ。